着物をもっと気軽に着てほしい

銀座着物おおる堂 きものよろず相談

おおる堂は2003年に銀座ファイブに店舗を構えて以降、多くの方々の着物ライフのお手伝いをさせていただきました。
着物に関する様々なお品物を販売。着物大型店やチェーン店では扱っていないような希少価値の高いものや、手の届きやすい価格で購入いただける掘り出し物などを数多く取り扱い「目指せ!和服のドン・キホーテ」の精神で皆様をお迎えしております。

取扱商品

大正・昭和初期~現代の着物・帯・平織・小物・バッグ・反物・長袢・男女袴など
袋帯・丸帯・名古屋帯・振袖・留袖・訪問着・紬・男物・小物
時代の舞台衣装・芭蕉布帯地・初代龍村平蔵製本袋帯
丹後ちりめん帯揚げ、帯締め、二分ひも、三分ひも、羽織ひも

着る人の悩みに応えたい「着物再活用プロジェクト」

お着物をお召しになる方・お持ちの方から
「お稽古や外出で時々着物を着るが、いつも同じ組み合わせて着てしまい眠っている着物が何枚もある」
「形見分けで受け継いだがサイズが合わない」
「母親のお下がりで柄が古めかしい」
「目立つ所に染みがある」
「欠点はないが飽きた」
「出来上がってきたらイメージと大きく違っていたので着ていない」
といた声をたくさんうかがってきました。
そこで「お悩み解決の糸口になれば」と20年以上培った人脈で出来上がったのが「着物再活用プロジェクト」です。

40年のキャリアを持つ京友禅職人・日本刺繍・染色のプロ・一級和裁士等の技術で、手描き友禅・刺繍・染め・お仕立て・お直しを駆使して見慣れた着物を新鮮な気分で着られるよう、しかもリーズナブルなお値段で「あなただけのオリジナル着物」を創る企画です。

加工例】色無地

紋帳にある伝統の紋・ご自分の創作紋を手描きや縫い紋で入れる
上前膝や左胸・袖等に手描き模様や刺繍を入れ、附け下げ・訪問着仕様に。

加工例】小紋

上前膝・左胸等に模様を加え、附け下げ小紋に。

加工例】取れない染み

お好みの手描き模様・刺繍を染みの上にプラス。
着物にすでに柄のある場合は違和感のない模様をプラス。
染みの面積が広い場合は、解き→洗い張り→染みが隠れる色で染め→お仕立て。

実例1
若い頃の大島紬を解いて一番派手な色が渋くなる色を掛け
→渋い大島紬に変身!

実例2
若い頃のお気に入りの袖だが、染みの目立つ着物を解いて染みが目立たずしかも出来るだけ薄い色を掛ける
→染みが目立たず渋くなった。

実例3
おばあちゃまのお若い頃の絵羽柄訪問着をお孫さんの七五三の晴れ着に。
→生成り地に箪笥やけが目立つので解いて染みが目立たなくて子供らしい色(さび朱)を掛け、1級和裁士の腕とセンスで品のいい可愛い晴れ着に変身!!

実例4
黒の羽織から作った和装コート、出来上がったら喪服用みたいに見える
→襟に桜の花びらを1枚手描きでプラス。右肩・外袖にも小さく模様をプラスして世界で1枚しかないおしゃれなコートに変身!

着物を「売る」だけで終わるのではなく「再活用」なでお支えする。
着物の「SDGs」におおるどうも微力ながら取り組んでいきたいと考えております。

きものよろず相談処としての使命感

銀座着物おおる堂

着物の魅力が国内外で再認識され、東京浅草や京都などでも多くのレンタル着物店がオープンし、着物姿で街を散策する方が増えてきました。それをきっかけに家でも着物を着たいと言った方や日本のお土産として浴衣を買いたい外国人旅行客も増えてきました。
そのような方々が実際に着物を購入しようとしても、老舗の高級感あるお店だと高そうで、お店に入るのもちょっと怖い。予算よりも高い商品を進められたらどうしよう。着物の専門的な言葉で説明されてもわからないし言いくるめられて高いものを買わされそうといった不安感で着物店に行くのはハードルが高いのが実情です。

おおる堂は不安なく、気軽にお買い物を楽しんでいただく事はもちろん、初めて着物を購入される方でも安心してご来店いただけるお店作りを心がけております。着物に関するわからないことやお困り事がございましたら、遠慮なく店主にお声掛け下さい。